« ボーリングポンプについて その2 | メイン | ボーリングポンプについて その4 »

ボーリングポンプについて その3

2.ポンプ形式別作動原理

(1)ピストンポンプ(図1参照)

画像の確認 図1:ピストンポンプ

原動機から伝達された動力は、Vプーリを介しピニオンギア-メインギアを回転させます。

コネクティングロッドと呼ばれる連結棒の片端はメインギアに偏芯して取り付けてあり、他端はクロスヘッドと呼ばれる部品に連結されています。メインギアが一回転するとクロスヘッドは一往復し、その片道行程量はクランクギアの偏芯量の二倍となります。クロスヘッドにはピストンロッドがつながりその先端にはピストンが付いています。ピストンの外周にはピストンライナ(シリンダライナ)と呼ばれる筒型の部品がありバルブボックスに固定されており、ピストンとピストンライナはぴったりと接していて水は漏れません。ピストンを境にして左室と右室は独立した部屋になっています、左右の部屋には吸入側バルブ(サクションバルブ)と吐出側バルブ(デリバリーバルブ)が組み込まれています。クランクギアが矢印の方向に回転するとピストンは左方向に移動します、このとき左室に入っていた流体は吐出側バルブを押し上げ吐出口へ流れます。右室はピストンの動きで負圧状態になるため吸入側バルブが開き、流体が右室に吸い込まれます。クランクギアがさらに回転するとピストンは右方向の動きに変わり、右室に吸い込まれた流体を吐出側バルブから吐出口へと流し同時に左室には吸入バルブが開いて流体が流れ込みます。

クランクギアが一回転すると左右の部屋の流体がそれぞれ吸入と吐出を行い一往復で交互に二回の吸入、吐出をしたことになります。この作動の繰返しでポンプから流体が連続して吐出されます。このような構造を複動ポンプといい、シリンダを横に二列並べたものを複動二連ポンプ、三列並べたものを複動三連ポンプといいます。当社V5-Pは複動単筒ポンプといいます。

 

ピストンポンプの

<長所>

1)ピストン径を大きく出来大容量化ができる。

2)ピストン径、シリンダ径を変えることで吐出量の変更が容易である。

<短所>

1)プランジャポンプと比較して構成部品が多い。

2)泥水使用の場合パッキンや、ピストン、シリンダライナなどの損耗品が多い。

などがあげられる。

 

 

続く・・・(プランジャポンプについて)

 

 

 

******************

鉄筋加工のこと

****************** 

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.kk-fuso.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/64

コメントを投稿

About

2007年07月07日 12:20に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「ボーリングポンプについて その2」です。

次の投稿は「ボーリングポンプについて その4」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type