鋳造と鍛造(ちゅうぞうとたんぞう)その1
鋳造とは・・・金属を溶かし鋳型に流し込んで器具をつくること。
鍛造とは・・・加熱して変形しやすくした金属をハンマーでたたいて一定の形に加工すること。
☆金属の成形方法について
金属を成形する方法は大きく分けて二つの方法があります。
一つは鋳造(ちゅうぞう)といって砂や金属で作った型のなかに、溶かした金属を注ぎ込んで必要な形にする加工方法のことを鋳造といい、この方法で作られたものを鋳物といいます。鋳造にはたくさんの方法がありますが複雑な形状でも自由自在に造形できる点が大きな特長です。
もう一つが鍛造(たんぞう)です、金属をハンマーなどでたたいて形を整える方法を鍛造といいます。昔から日本刀や農機具をつくるのにこの方法を用いました。
でも同じように形を作るのになぜ鋳造と鍛造の二つの方法があるのでしょうか、鍛造には鋳造にない形を整えながら製品自体を強くする特長があります。これはちょうどお餅を作るのと同じで、熱いご飯を杵でたたくことで粘り気がでて、おいしいお餅になります。お餅はご飯を握って作ったおにぎりと違って、落としてもバラバラになりません。これと同じように鍛造は金属をたたいているうちに粘り気(靭性)を増し、さらに金属の中にある余分な泡やガスを無くし強い製品を作ることができるのです。
次回は、鋳物と鍛造についてもう少し具体的に書いてみます。
続く
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